さくらの森
学園だより

新年あけましておめでとうございます!

Vol.25

令和4年1月

理不尽 なことには 虎のように牙を剥 くも、 最近では猫のようにおとなしくな ったと自負する施設長)

昨年の学園だよりで「2021 年がコロナを乗り越え明るい年となりますように。」と願いを込めましたが、残念ながら昨年の夏から秋にかけて、高知県内でも警戒レベルが非常事態となりました。
幸い施設内からコロナの感染者や濃厚接触者を出さずにすみ、感染者ゼロが続く12月には外出、外食を楽しむことが出来ました。

さて、毎年運営や支援の見直しを図っていますが、昨年はさくらの森学園に求められる職員像を皆で考えようと話し合う機会を持ちました。そして以下の案が満場一致で採択されました。



誰に対してもあたたかい『HEART』をもって職務に向き合う資質のある職員

H・E・A・R・T

H health

豊かな生活力をもち、心身ともに健康な職員。

E expert

専門的な知識が豊富で、自己の研鑽に励み、努力し続けることができる職員。

A action

個の課題や場の状況に合わせて臨機応変な実践ができる職員。

R responsibility

与えられた職務が遂行でき、社会人として責任ある行動ができる職員。

T teamwork

協調性を大切にし、チームの一員としての役割を果たせる職員。

色々な意見が出る中で、職員が大切にしたいことが同じであることに、園長としては安堵し、また嬉しく思いました。2021年も関係機関の皆様をはじめ、たくさんの方々にさくらの森学園の子ども達を応援していただき感謝の気持ちで一杯です。
世界中の子ども達が平和で健康に、そして「マスクを外して」過ごせる年となりますように。

施設長
中村 久美

華棟


ハロウィンパーティー

コロナの影響で外出やイベントも少なくなっていましたが、華棟ではハロウィンパーティーをみんなで楽しみました。前日から折り紙で一緒にハロウィンの飾りを作り、「先生、ここにやった方が可愛い!」「ハロウィンパーティー楽しみやねえ」等といいながら子ども達と壁や窓、入り口に飾りつけをしました。当日は、簡単な仮装でしたが、カチューシャやマントなどをみんなで着けて雰囲気を楽しみ、普段は恥ずかしがってあまり写真に写りたがらない子どもも、「せっかくやき…」と沢山写真を撮って楽しんでいました!『ハロウィンってなに?』という動画もみんなで真剣に見ており、見た後に職員からどういう意味だった?と尋ねると「ハロウィンって日本で言うお盆!」「トリックオアトリート!」等説明してくれ、意味もしっかり理解してくれたようでした。職員で用意した飾りなども楽しんでくれていましたが、やっぱり子ども達の一番の楽しみはお菓子だったようで…。小さなケーキや、寄贈でいただいたお菓子、職員が用意したお菓子などを「おいしい~」と沢山食べ、満足そうにしていました。中には「毎日ハロウィンでいいのに~」という子どもも…(笑)今年は仮装があまりできなかったの
で「来年はもっとすごいハロウィンにしよう!」と子どもより職員の方が意気込んでいます…!!!

樹棟

フォレストアドベンチャー高知

樹棟の子どもたちは12月はじめに津野町にある【フォレストアドベンチャー高知】に行きました。子ども6名と職員3名、久しぶりに樹棟の全員揃っての外出です。全国の新型コロナの感染状況が落ち着き始めた頃、『コロナ禍の窮屈な生活でフラストレーションが高まっている子どもたちに自然に触れあう体験をしながら、身体をたくさん動かして遊んでほしい!』という思いのもと計画をしました。しかし、油断はせずにマスク着用や手指の消毒などの感染対策は万全を期して行いました。
途中で立ち寄った長沢の滝近くの休憩所で【たけざきの卵焼き弁当】に舌鼓を打ち、腹ごしらえも終えてフォレストアドベンチャー高知に到着。天候にも恵まれて絶好のアクティビティ日和でした。

森の中をアスレチックやワイヤーロープで探検するアクティビティはスリル満点。日ごろからパワーの有り余る子どもたちにはピッタリの場所でした。「めっちゃ楽しい!!」とドンドンと進む子や、「先生!ついてきてよ!」とこわごわと自分のペースで進む子。アクティビティに参加しない子は、虫探しをするなどそれぞれの方法で楽しみました。普段の生活ではできない貴重な体験をした子どもたちの表情は、晴れ晴れとしていました。
本年は、園外での自然体験活動を気兼ねなく実施できるよう、新型コロナの一刻も早い終息を祈
るばかりです。



杜棟



タコ焼きパーティー

10月に新しい仲間が増え 一層賑やかになった杜棟です。
最近はコロナの影響で距離をとりながら黙食での食卓なので、 以前に比べると食の時間を楽しむ こと が減ってしまいました。 そこで 新しい仲間 の 歓迎会を兼ねて棟の皆で調理をすることにタコ焼きパーティー、略して「タコパー」開催です。
杜棟の年季の入ったたこ焼き鉄板に 、具材やトッピングはお好みで子どもたちがそれぞれ選び、材料を混ぜたり、焼いたり、たこ焼きをひっくり返したりと…食材が変化していく過程を楽しみました。衛生面に気をつけ、マスク越しではありましたが食を通じて、活動を通じてのコミュニケーションも楽しくできて「おいしぃー!!」と笑顔の子どもを見ることもできました。なかには食べすぎて「もうおなかに何も入りません」とギブアップする子どもも…新しい仲間 に対しては 他の 子どもら が 「こうやるがで」とアドバイスをしたり、優しく関わってい て、 ほほえましく感じ ました 。
さて、食べたら終わりではありません!楽しい、美味しいの後は 食材の後片付けやお皿洗いが残っていますが、これも
大事な行事の一部。 杜棟の一員として皆で取り組みま した。
※大学生 のアルバイト さん がお手伝い して 下さり、本当に助かりました 。

みんなで外食 i n レストラン高知




コロナが落ち着いている今しかないと、全員で日高村(隣町)にお出かけして ランチを楽しみました。感染予防の観点から一昨年から外食を控えていたこともあり、12月26日に外食に行くと子ども達に伝えた ところ、 大はしゃぎ! 1人2千円以内で好きなものをメニューから選びました。
園での食事は好きなものばかりではありません。苦手なものも食卓に上ります。自分で 選べるなんてなんて素敵なことでしょう❣ あれもこれも食べたいとメニューとにらめっこが続く子が続出です。
園では麺類(特にラーメン)が食事にでることが少ないので、麺類のセットをオーダーする子 が多かったようですが、 食後のデザート は別腹とパフェや善哉 を楽しみました。 子ども達のためにと 、 お心遣いくださる支援者の方からの寄付金で楽しい外食に機会を得られ、大満足の子ども達でした!

ご支援ありがとうございました

施設のある佐川町内のお肉屋さんから鳥の足。魚屋さんからお菓子の詰め合わせ。お豆腐屋さんからクリスマスケーキ。お誕生日には花屋さんから花が。理容店では無料のカット。
佐川町の皆様いつもありがとうございます。


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