さくらの森
学園だより
二学期のスタートです!
思わず「暑い」と口に出してしまうほどのこの夏の暑さ!
「地球温暖化」ではなく「地球沸騰化」とはよく言ったものだと納得するほどで、9月になっても暑さは続いています。
そして高知県民を「暑く」ではなく「熱く」させたのが、この夏パリで開催されたオリンピック。
なんと桜井つぐみ選手と清岡幸太郎選手、幼なじみの2人が高知県勢では92年ぶりの金メダル獲得を成し遂げました。高校を卒業するまで高知で練習を重ねてきた桜井つぐみ選手が、「高知からでもオリンピックで金メダルが取れるというのを証明できたと思います。」とインタビューに答え、高知の子どもたちに大きな夢と希望を与えてくれました。
一方、私たちを凍り付かせたのが、8月8日に宮崎県で震度6弱の揺れを観測したマグニチュード7.1の地震を受けて発表された、大規模地震への注意を呼びかける臨時情報です。南海トラフ巨大地震が起きる確率は今後30年以内に70パーセントから80パーセントと言われており、いつ大規模地震が起きてもおかしくないと、普段から地震への備えを万全にしておかなくてはなりません。幸い何事もなく1週間が過ぎましたが、この猛暑の中、被災された方々はどう過ごされているのだろうと心が痛みました。
そして8月末には、日本中のあちこちで超大型台風10号による被害が出ました。高知県内の公共交通機関がすべて終日運休になり、生活棟勤務以外の職員は自宅待機としましたが、幸い施設も職員にも被害はありませんでした。被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。
こうも自然が暴走すると今までの対策では子どもたちを守れないと、熱中症予防指数計を購入しグラウンドの気温をチェックしてから外遊びを許可するなどの対策を行っていますが、これからは今まで以上に自然災害が増えて行くのではないかと心配でたまりません。
最後に、今年は高知県の社会的養育推進計画の見直しの時期となり、法人では中長期計画を練り直しています。高知県内だけではなく他県からの入所依頼が相次ぎ、少子化で子どもの数が減る中でも児童心理治療施設のニーズは高く、地域や社会的養護の下で暮らす子どもの中で、心理治療を必要とする子どもが増えているように感じます。専門性を活かした地域支援や退園生の居場所づくりなど、着手したいことは山ほどありますが、そのための職員が足りません。今はどの業界も同様に求人を出しても人が集まらない時代になっています。
どなたか自然豊かな佐川町で、私たちと子どもたちの未来を作っていく方はいませんか~!
施設長 中 村 久 美
杜棟
海上アスレチックへ行ってきました。
せっかくの夏休み、何か夏らしくて楽しいことをしようと8月22日に須崎市浦ノ内にある海上アスレチックへ行ってきました。週間天気予報ではずっと雨予報だったのですが、さすが晴れ男の集まり…びっくりするほど快晴でした。
まずは、バナナボートに挑戦。ジェットスキーに引かれ、湾の中を2周。一番前は水がかかるよと説明されていたのですが、想像していたより細かい水しぶきで目薬のごとく目に入りとても痛かったです。
次に、海上アスレチックに挑戦。初めてのアスレチックにドキドキと不安が混じった表情の子どもたち。「怖い」と言いながら恐る恐るアスレチックの上を歩いていました。でも、慣れるのも速いのが子どもたちです。大人は足がプルプルすると言っているのを横目にひょいひょいと横をすり抜けて行ってアスレチックの滑り台からザブーンっと水の中へ入っていました。
子どもたちは元気いっぱいでしたが、大人は翌日筋肉痛(笑)。夏休みの最後にいい思い出ができました。
樹棟
恒例行事となっているバーベキュー
樹棟では毎年の恒例行事となっているバーベキューを5月に行いました。子どもたちに知らせると「ウインナーを沢山食べたい。」や「鶏肉も食べたい。」と口々に食べたいものを口にして心を躍らせていました。
当日は天候にも恵まれ、職員と子どもたちで火起こしをしました。一生懸命にうちわで風を送りますが、なかなか火が付きません。別の着火剤を買ってくるしかないか…と諦めかけたその時に火が付き、皆で大喜びしました。
皆で苦労して準備をしたバーベキューは別格の美味しさです。子ども達は次々とお肉や野菜をほおばります。用意した白飯もあっという間になくなりました。お腹がいっぱいになった後は園庭で元気いっぱいに遊び、楽しい1日となりました。
さらに8月には園庭で3棟合同バーベキューの予定でしたが、あいにくの雨により棟内で焼肉に変更になりました。ですが、子どもたちは焼き立ての美味しいお肉をたくさん食べることができ、笑顔いっぱいでした。皆の夏の思い出の大切なひとつになってくれると嬉しいです。
華棟
たくさんの行事をしました
華棟では夏休み中たくさんの行事をしました。棟内でスクリーンを準備し好きな作品を見る映画鑑賞会、今年で3回目の華棟縁日、恥ずかしながらみんなの前で歌ったカラオケ、最終週には餃子パーティーをしました。今までしたことのある行事もあれば、今回初めて計画した行事もあり子どもたちも「どんなことするの?」「次はいつだっけ?」と楽しみにしてくれていました。
最終週に行った餃子パーティーは、食後に花火を一緒にする予定でしたが、台風の影響により断念(涙)自分が食べる分の餃子を自分で包みましたが「どら焼きできた!」「韓国風に包んだ~!」「これ肉まんみたいで!」と楽しそうに包んでいました。焼きたての餃子は美味しかったようで「もうなくなるどうしよう」と言いながら、最後まで美味しそうに食べてくれていました。花火ができなかったのは残念でしたが、たくさんの思い出ができたのではないかと思います。
2学期が始まりました。まだまだ暑い日が続きますが、夏休みにいろんな事をして遊んだ事を糧に頑張って欲しいです!
夏休みの思い出!あれこれ!
今年の夏休みは各棟での行事に加えて、流しソーメン、スイカわり、水遊び、卓球大会と全体で夏を楽しむ企画をレクリエーション委員会が企画してくれました。
中でも全4回行った水遊びは初めての企画で、グラウンドで水鉄砲、水風船を用意して大人も子どもも大はしゃぎでグラウンドを駆け回りました。1回目では注意事項を守らない子もいて、2回目には園長から「2回注意を受けたら退場!」と開始前に言われましたが、注意を受けずに遊ぶことができました。子ども達は疲れ知らず、来年の夏休みはさてどんな遊びで子どもたちを楽しませようかと、レクリエーション委員会は今から作戦を練っています!
- 池葉広野
- 乾須美
- 岩上晶代
- ㈱岡村文具
- 越知町
- 片岡牧子
- 河合翔太
- 北村鮮魚店
- 芝真澄
- ㈱シュアティ・萩野昭子
- 竹内由美
- 田村裕子
- ㈱土佐レジン
- 広田理容店
- ポピーフローリスト
- 秦直輔
- 西熊希民子
- MomoNori
- 海ぼうず・山田真紀
- 吉田忠
- 横畠亨
- 和田光明
- 篤志家
- 敬称略順不同 R5年4月~
トウモロコシ収穫体験
越知町様が、さくら園とさくらの森学園の子どもたちに、越知町産の食材の提供を通じて食育をしてくださることになりました。
第一弾はトウモロコシ収穫体験。農家の方が早朝に収穫したトウモロコシを茹で、子ども達が収穫体験をした後にふるまってくださいました。
「トウモロコシは嫌い」という子が「美味しい!」と目を輝かしてかぶりつき、朝食後なのに3本食べた子もいて、越知町の皆さんのご厚意で貴重で美味しい体験をさせていただきました!
余った年賀状や書き損じはありませんか?
古い切手、書損じの官製はがきや余った年賀状、テレフォンカード活用させていただきます!
「こんなものがあるけれど施設で使えないかしら?」こんな時にはさくらの森学園担当:春田までご連絡ください。こども達の生活に活用させていただきます。
さくらの森学園への寄付金は寄付金控除対象です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
社会福祉法人 同朋会
児童心理治療施設 さくらの森学園
〒789-1201 高知県高岡郡佐川町甲1115-3
Tel 0889-22-4333 Fax 0889-22-4332
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