
さくらの森<br>学園だより
令和7年度スタート
令和7年度スタートです!
佐川町の桜も満開の時期を迎え、春らしく穏やかな気候に心和む季節となりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
この度、4月1日に社会福祉法人同朋会 児童心理治療施設 さくらの森学園施設長に就任いたしました氏次 悟(うじつぐ さとる)と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
いつも多くの皆様から当法人に対しまして物心両面のご支援をいただいておりますことに心から感謝申し上げます。

さて、高知県では昨年より子どもの権利擁護の環境整備を行うために意見表明等支援事業の取組が始まりました。さくらの森学園といたしましてもこの事業を活用するだけでなく、子どもへの支援を見直し、子どもの施設での生活における満足度を高めるために「子どもの声を聴く」ことを今年度の重点目標としております。
今年度も、職員一同力を合わせて、子どもたちにとってより安心・安全な生活環境を整えていく所存でございます。
これからも変わらぬご支援ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
さくらの森学園 施設長 氏次 悟
分教室 卒業式
3月14日に佐川小学校・中学校分教室の卒業式が行われました。天気が良く、日差しが少しずつあたたかくなってきた日に、小学生3名、中学生1名の門出をお祝いしました。
小学生は新品でぶかぶかの制服を着てランドセルを背負い、中学生は普段の制服にお花のコサージュをつけ、すっかりお兄さんお姉さんになっており、卒業証書の受け取りや答辞を読む姿も堂々としていました。
そして小学生の在校生代表はなんと2年生。低学年でありながら上手に送る言葉を読んでいました。中学生の在校生代表もしっかりと送辞を読むことができており、新年度の最上級生として頼もしく見えました。
ひとりひとりに向けた校長先生の式辞に涙ぐむ姿が見られたり、分教室の教員が作った動画で思い出を振り返ったりと、子どもたちにとっても心に残る卒業式になったのではないでしょうか。4月からはそれぞれ、中学校や高校に進学します。ますます成長していく姿が見られることを楽しみにしています。
樹棟
「節分」
今日は節分の日。
今年は124年ぶりに2月2日が節分の日となっています。冷たい風の吹く広いグラウンドで、厚着をした子どもたちが整列しています。職員は、豆まきを始める前に節分の意味について説明をしました。子どもたちは早く豆を投げたい気持ちをぐっと抑えて、しっかりと話を聞くことができていました。
その間、2名の職員は鬼の準備に大忙し。別室で早着替えを行います。
普段は眼鏡をかけている職員も、この日は気合が入ったようで、コンタクトレンズをつけて鬼に扮していました。
いよいよ、豆まきの開始です。
とてつもない気迫の鬼たちが大きなうなり声をあげながら子どもたちを追いかけます。子どもたちは大はしゃぎで、一生懸命に豆を投げつけ、無事に鬼たちを追い払うことに成功しました。子どもたちは、鬼に配慮して顔は狙いません。子どもたちのやさしさに鬼の目にも涙です。
最後は鬼たちと仲直りをし、楽しく記念撮影です。豆まきを通じて、みんなえがおになりました。
おにだけに。
今年度もみんなが毎日をニコニコして過ごせると良いと思います。
おにだけに。


華棟
「バレンタイン」
子どもたちと「せっかくのバレンタインだから、何か作りたい」と話しをし、カップケーキを作ることに決めました。
プレーン味とチョコ味の2種類を焼き、子どもたちが思い思いにトッピングすることに。クッキーを耳に見立ててクマの顔にしたり、生クリームやカラースプレーをたっぷりかけたりして普段は食べられないあま~いケーキを作っていました。
作ったケーキは、おやつの時間にみんなで食べ、「おいしーい!!」「あまー」「しあわせ~」と大満足な様子。食べ終えると「来年は何作る?」ともう次のバレンタインのことを考えている子もいました。調理系の行事は特に子どもたちに好評です。「おいしい!」との声を聞くと、職員も次はどんな行事にしようかなとワクワクしています。来年もお楽しみに!!
さて、華棟の子どもたちもそれぞれの春を迎えることができました。中学進級、高校進学、そして社会へ羽ばたいていく子もいます。子どもたちの新たなスタートをしっかり支えていけるよう、職員一同頑張っていきたいと思っています。
杜棟
「お別れ外出」
今年度最後の思い出作りに杜棟のみんなでアミューズメントセンターへ行ってきました。まずはバッティングに挑戦。最初は一球もかすらず、悔しがっていましたが『カキーーン』と快音が鳴り響きます。手のひらの感触に驚いた様子で「当たった~!」と大喜び!
続いてピッチングではパネルを何枚倒したか、球速をどれだけ出せたかみんなで競いあい、それぞれの結果に満足そうにしていました。
キックターゲットではなんとパーフェクトを達成!園で一緒にサッカーをしてきた成果がでたと喜びを分かち合いました。
クレーンゲームにもチャレンジ。慣れない操作に初めこそ苦戦していたものの、コツを掴むと2個もぬいぐるみを取ることができて嬉しそうでした。みんな遊び疲れたようで、帰りの車内では寝ている子もいました。
杜棟の子どもたちも、それぞれの春を迎える事が出来ました。進学に就職、自分の道を歩む姿に職員も喜びを感じています。今後も応援していきます!
さくらのモリンピック
余暇・レクリエーション委員会主催の運動会、昨年度に引き続き
2回目の開催となりました。今回も杜棟チーム、樹棟チーム、華棟チーム、職員チームに分かれての対抗戦です。
1競技目のボールリレーでそれぞれのチームの息を合わせます。その次の大繩でも、どのチームも見事なチームワークと力強いジャンプを見せてくれました。職員は飛び終わると足がぷるぷるで、前半戦にして既にへろへろになっている姿が目立っていましたが、子どもたちは元気いっぱい!バレーボールでは最後まであきらめずにボールを追いかけ、思いっきり打ち、ドッジビーでは腕を大きく使ってフリスビーを投げていました。最終競技のリレーはスタミナ切れすることなく大盛り上がりでした。
喜んで手を叩いたり、仲間を励ましたり、どの競技も精一杯取り組んでいる姿が印象的で、笑顔溢れる運動会になりました。
そして、中村元園長先生からおやつにプリンの差し入れをいただき、氏次園長先生がリレーのアンカーを走るサプライズも!ありがとうございました。
園に帰ってからも外に出て遊ぶ子どもたちを見てびっくり仰天!年に1回と言わず、2回開催する話もうっすら出ているようですが、職員の体力は持つのでしょうか??
ご支援ありがとうございました
- 乾須美
- 大川剛
- 荻野昭子
- 越知町役場
- 果樹園さかもと
- 北村鮮魚店
- 公益財団法人高知観光コンベンション協会
- 竹内由美
- (株)トサトーヨー・野川典史
- (有)昭和メディカル・松村みちこ
- 松田雅子
- 篤志家
- 敬称略順不同 令和7年1月~


≪余った年賀状や書き損じはありませんか?≫
タンスの中の切手、書損じのハガキや年賀状、活用させていただきます!
「こんなものがあるけれど・・・」と悩んだときはさくらの森学園にご連絡を!!
さくらの森学園への寄付金は寄付金控除対象です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
社会福祉法人 同朋会
児童心理治療施設 さくらの森学園
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Tel 0889-22-4333 Fax 0889-22-4332
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