さくら通信
web版

令和7年11月号

Vol.18

2025年11月

児童養護施設さくら園 施設理念

私たちは、子どもたちが

  • 自分も周りの人も大切にできる子ども
  • 主体性を持って意思決定でき、自己表現ができる子ども
  • 困った時に相談できる子ども
  • 基本的な社会生活のマナールールが身に付いた子ども

に育ってくれるよう、日々の支援を行っています。




3主任のあいさつ

【総括主任 北原佳織】

 さくら園に勤め始めて26年目になりました。ここ数年は主任業務をしながら、生活棟にも入り子ども達と過ごす時間もありましたが、今年度から総括主任という立場となり、子ども達の養育に直接関わる機会がほとんどなくなり、寂しい思いをしています。
 そんな中、下校してきた小学生が事務所の外から「ただいまー!」と声をかけてくれ、そこでの数分のおしゃべりのひと時が、毎日の癒しの時間になっています。その日の学校での出来事や、中には寄り道したことを自ら話す子もおり、やりとりは様々です。
 これから季節は冬に向かい日暮れも早くなってきますが、子ども達が毎日無事に園に戻り、このやりとりができるよう事務所で待っていたいと思います。     



【主任 杉村典昭】

 令和7年4月にさくらの森学園より異動となり、10年ぶりにさくら園に戻ってきました。久しぶりの職場に緊張もありましたが、新たな環境での業務に身の引き締まる思いです。養育主任としての立場ですが、生活棟の職員として兼務もしており、直接子どもたちと関わることが多く、子どもたちとの生活は学びの多いものとなっております。
 新しく入所してきた子ども、受験勉強に励む子ども、自立へ向けて準備をする子どもなど、ライフステージの違う子どもたちが一緒に生活をしています。子ども一人ひとり違った状況の中で生活を送っているため、悩みや不安も様々です。
 思春期を迎える子どもたちは気持ちを上手に表現することが苦手で、思いを汲んであげられないこともしばしばですが、どんな時も職員は子どもたちに寄り添い、時間をかけて根気強く接しています。そんな場面を目にするたびに、子ども達の健やかな成長と、それを支える職員が働きやすい環境づくりの一助となれるよう、つとめてまいりたいと思っています。
 児童養護施設は地域の中にあり、関係機関との関わりが多いです。子どもたちが安心して生活が送れるよう、関係機関と密に連携していくこと、また地域の一員としても、地域の役に立つこのできる施設となれるよう努めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。                                                                  



【主任/家庭支援専門相談員 橋村萌】

 秋らしい気候の日がほとんどないまま、ついには冬が近づいてまいりました。夏は暑く冬はとりわけ寒い佐川町に勤め始めて14年になります。今年度より、家庭支援専門相談員としての業務に加え、主任という立場が加わりました。自分に何ができるのか、いまのさくら園になにが必要かなど、これまで以上に向き合い考える時間が増えたように思います。担当の職員に比べてこどもたちと関わる時間がぐっと少なく、保護者の皆さまと直接お会いする機会もあまり多くなくなってしまいました。さみしい気持ちもありつつですが、一歩引いた場所にいるからこそできることを考え、見守り、寄り添い、時に小言を言いながら、さくら園を支えていきたいと思います。 



生活棟便り


男子南棟

 長いように感じていた今年度もあっという間に半分が過ぎ、中学校や高校に進学した1年生は制服がすっかり馴染んで学校にも慣れ、入試を控える3年生は焦りを感じるような時期になりました。今年は動物園や海釣りへ行ったり、小学生は昆虫やヤモリを捕まえて虫かごに入れてお世話をしたり、生き物と触れ合う機会が多い夏休みでした。虫が苦手な職員は怖がって触れずにいるなか、子どもたちはためらいもなくバッタやカマキリを捕まえるので驚かされます。残りもあと少しになってきましたが、振り返った時に良い一年だったと言えるように健康に楽しくすごしていけたらと思います。

男子北棟

 暑い夏がようやく終わり、過ごしやすい秋が訪れて喜んでいましたが、その秋も足早に去り冬の寒さを感じる季節となりました。
男子北棟は、1学期に新しい子どもも加わり、職員も新しい体制となりました。子ども達にとってはこれまでと違った雰囲気の中で生活を送ることとなり、戸惑いや不安もあったかと思います。それでも、自立のために大人と話をしながら準備を進めていく子や、朝が早く帰りが遅くても弱音を吐かず学校へ通う子など、自分のおかれた環境と向き合って過ごしていました。夏休みにはデイキャンプをして川で遊び、木工教室や観劇へも行きました。初めて体験する子どももいてとても良い思い出となったようなので、今後もたくさんイベントを計画して楽しい経験を増やしていきたいと思います。

女子南棟

 職員が新たに変わり、慌ただしいスタートを切った1学期でした。小学校、中学校、高校と新たに学校生活を迎えた子どもや進級し新しいクラスにドキドキワクワクと登校した子どもたちも無事に1学期を終えることができました。GWにはカラオケや映画鑑賞に出かけて外出を楽しみました。夏休みに入る前はワクワクしていた子どもたちでしたが、いざ休みが始まるとたくさんの宿題に大苦戦!なんとか夏休み中に宿題を終わらせることができました。祭りや映画・劇鑑賞へ行ったり、何度もかき氷を食べに行ったりと夏休みを満喫しました。夏休みが終わるのを残念がっていましたが、2学期が始まると新たに気持ちを入れ替え頑張る様子がありました。職員も気持ちを新たに子どもと関わり楽しく過ごせていけたらと思います。

女子北棟

 新年度が始まり、新しく高校生活を迎えた子どもや、高校受験に向け日々一生懸命勉強に取り組む中学生、また進学・自立に向けての準備や部活動にアルバイトとそれぞれ忙しい日々を送りながら、無事1学期を終えることができました。
 夏休み中は体育祭に向けた準備や進学補習に塾、アルバイトと忙しい日々ではありましたが、映画外出やかき氷を食べに行き、忙しい中でも夏を楽しむことができました。
 2学期は体育祭や合唱コンクールなど行事が多い時期でしたが、それぞれ一生懸命取り組み楽しんでいる姿を見ることができ、とても嬉しかったです。
 1学期・夏休みとあっという間に過ぎ、2学期も残りわずかとなりましたが、今後も子ども達との生活を楽しみながら、日々の成長を見守り、支えながら職員も一緒に成長していきたいと思います。



さくらギャラリー
~ こども県展にチャレンジしました! ~




児童家庭支援センター ひだまり

 ひだまりでは、今年初めての試みとして、日頃子どもサポートで関わりのあるご家庭を対象に、夏休み期間中に2回 『ひだまり食堂』 を開催しました。
 1回目は、佐川町の『革工房TAIL』さんとキーホルダーづくりや、保冷剤を使った消臭剤づくりなどのものづくり体験も実施。
 2回目は、輪投げやビン釣り、ダーツなど、夏祭り風な催しで得点を競い、大変もりあがりました。
 その後、みんなで美味しいカレーライスをいただき楽しい時間を過ごしました。ご協力くださいました皆さん、本当にありがとうございました。




ご寄付・ご寄贈・ボランティアしてくださった皆様
(令和7年5月~令和7年11月)

さくら園にいつもご支援くださり、本当にありがとうございます。

としのぶさん家の粉/大川剛/堅田恵/西脇亜紀(鮎屋仁淀川)/河合翔太/坂本一枝/渡邉惟/湯浅明季/海ぼうず(山田)/山中千晶/
前田亮/未来総合研究所(宇野)/西森啓介/(社)ハートリボン協会/岡村文具/(株)講談社児童図書出版部/海鮮料理「海ぶどう」/
(株)楠瀬工業(楠瀬武司)/(株)フレーベル館/佐川小学校/打越和久/石黒雄一/北村鮮魚店/(社)日本レコード協会企画広報部/
(株)ユニクロ/全国シャンメリー協会/(株)星野(星野信治)
※順不同・敬称略 匿名希望2名



                                                                        〒789-1201 高知県高岡郡佐川町甲1110番地1

                              社会福祉法人 同朋会
                          https://www.douhoukai.or.jp

             児童養護施設 さくら園 TEL:0889-22-1236 FAX:0889-22-1331
              児童家庭支援センター ひだまり TEL:0889-20-0203 FAX:0889-22-1331